「フランスの思い出」 エントリーNo.20 Claudine さん

エントリー No.20  は 羊のClaudine さん です!

 
 
1、 HN  Claudine
 
2、フランスでの滞在場所 
パリ
 
3、滞在期間  
2日
 
4、思い出をどうぞ・・・!
高度成長まっただ中の日本、民間の国際交流も盛んになって来た頃でした。
ドイツ・オーストリアでの演奏旅行を終えた私たち合唱団一行のバスがパリに入ると
景色は一変、風にゴミが舞い、ピンクと水色に左右を塗り分けられたオンボロ車が通り過ぎ、

 

通りに留まる車は前後の車を押して出ていく・・
これがパリか。 
 
ホテルについてさっそくシャンゼリゼへ繰り出す元気な一行を見送ると、
部屋でくつろぐことにしました。家族に送る絵はがきを書いていると
部屋係りの女の人が入って来てニコニコ
‘Je reviens’って、おお生フランス語
 
さて明日の計画を。パリの左の方から二時間電車に乗ったらとりあえず降りてぶらついて・・
新宿松本往復くらいかな・・手ぶらで電車の旅を。
翌朝観光に出る一行を見送ると駅に向いました。朝の地下鉄はどこか大阪みたい。
混雑した中、視覚障害の女学生さんが大きな点字本をひろげて猛勉中、
都心で下車はソルボンヌかしら?ドキドキするな。
 
駅の前で白髪をきっちりと束ねた清楚なおばあさんに
‘Pourriez-vous me donner un franc, s’il vous plait.’と声をかけられました。
ポケットには安全のためにフィルムケースに小分けした一フラン硬貨が・・。
旅行社からうるさく言われた注意を思い出しました。
子供や老人に気をつけろ、スリが狙っているから。
とっさに‘I don’t speak french’と答えて駅に向かいました。
その後何年も、後悔を伴ってこのフレーズが鳴り続けました。
 
電車にはおばさんがたくさん乗っていて、よくしゃべるのはいずこも同じ・・
今は自分のこと?ブロワ駅で一旦下車。お城に向かう途中、
小学生の一行を連れた先生に‘Où est le Chateau Blois?’と尋ねられました。
指さしてあっちですよー。ブロワ城は小さいけど歴史館兼図書館になっていました。
あの中にEva先生もいたのかも?時間があったのでToursまで
足を延ばしてお散歩していると肉屋の店先で生ウサギのつるしを見て仰天、
うへー。せっかくなのでカフェに寄って無理してエスプレッソを頼んでみた。
 
パリに帰ると夜の地下鉄は打って変わって異様な世界でした。
酔っ払い、カップル、皮ジャン・・私もまねしてポケットに手を突っ込んでトロンと斜め下目線。
ああ、怖かった!
それにしても日本で見知らぬガイジンに日本語で話しかける自分って想像できる?
そんな当時、みんなフランス語で話しかけてくる人懐こさが
不思議ながら気持ちよく思ったのでした。終わり。
 
5、レッスンを受けている講師 
Eva, Isabelle, Karine, Laurent, Suriya先生 etc
 
6、何かアピールをどうぞ!
いつもありがとうございます!
 

色々なパリの顔ですね~!

みなさんの体験談もどしどしお待ちしてまっす!

 

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