「フランスの思い出」 エントリーNo.14 Kyoro  さん

第2回アンサンブル選手権「フランスの思い出」

エントリー No.14 は Kyoro さん です!

1.HN: Kyoro

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2.思い出をどうぞ!
パリに到着して最初の一ヶ月は部屋が決まらず、
短期アパートを転々としていました。

これからパリ留学される方の反面教師になれば、と思い私の失敗談をお話しします。
部屋探しをしながら語学学校も始まり、移動日は授業が終わってから
スーツケースとボストンバックとトートバック、紙袋をかかえタクシーで移動する、
ということを繰り返していました。

いいなと思う部屋があっても他の人に取られる、
(という表現は正しくないかもしれませんが。。。大家さんも選ぶ権利がありますし)
ことが数回続き、短期アパートとホテルへの移動が7回ほど続いたある日、
新しい部屋に移ってほっとしたのもつかのま、
私はかばんが一つ足りないことに気づきました。

何度記憶をたどっても、タクシーから持って降りた覚えがない!
あぁ、やってしまった。ひざから力が抜けました。

タクシーに忘れてきたとしか考えられません。
連絡をとろうにも、どのタクシー会社だったのかすら覚えていない。

自分の不注意に対する腹立ち、移動生活の疲れ、
アパートがなかなか決まらない不安、

何よりもフランス語で電話もかけられないもどかしさから
それまで張りつめていたものがプチッときれて、
ベットに突っ伏してしまいました。

 

今考えれば、被害総額もたいしたことないですし、
そんなに落ち込まなくても、と思うのですが、
ずっと日本で暮らしてきて、海外生活初の私にとって
パリはいろいろと手ごわい街でした。

気を取り直してから、失ったものをリストアップしてみたところ、
時計、電子辞書、学校の全テキスト、日本から揃えてきた筆記用具、

一ヶ月間にとったノートや授業で使ったプリントなど勉強道具すべてでした。
パスポートなど貴重品は身につけていたため無事でした。
そして翌朝、暗ーい顔してパソコンを開いた私の目に
飛び込んできた一通のメール。

件名: ”SAC retrouve”

何??? 誰???
わけがわからず開いてみると、それは語学学校からで
タクシーの運転手さんがかばんを届けてくれたので
取りに来なさい、という内容でした。

テキストに挟んであったクラスの登録カードを見て届けてくれたようです。
奪われることはあっても、戻ってくることはないと思っていたパリなので
(そういう話しか聞かないものですから。。。)

いい人もいるんだ!と知って、本当にうれしかったです。

当時TAXI!というテキストを使っていたのですが、
それをみると一見無愛想だった運転手さんを思い出します。

直接お礼は言えなかったけど、今もパリのどこかを走っているであろう
運転手さん、ありがとう!!!

3.滞在場所と滞在期間
パリ、 2012年10月~現在

4.普段レッスンを受けてる先生
Megh先生、Toshi先生、Yuu先生、Laurent先生

5.来る前に準備したこと
ensemble入会前でした。
来る前に発音と聞き取りの勉強をしてくればよかった。

6.アピール
これからパリに留学される方、最初の一ヶ月の宿泊先は確保してこられることをお勧めします。
うまくいかないことがあっても、めげないでくださいね^^

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