- Home
- アンサンブル選手権, 第5回アンサンブル100%活用選手権
- エントリーNo.17 関西ジェンヌさん
エントリーNo.17 関西ジェンヌさん
- 2019/4/10
- アンサンブル選手権, 第5回アンサンブル100%活用選手権
ハンドルネーム
関西ジェンヌ
【フランス語学習歴】3年
【フランス語レベル】中級(去年DELF B1取得済)
フランス語をはじめたきっかけ
フランスに移住することが決まったため
フランス語学習の最終目標
自然に、かつ正確に自分の意見を伝えられるようになること、そして 聞いたり読んだりした時に、その内容を瞬時に理解できるようになることを目指しています。
アンサンブルで受講している講師(複数可)
Mathias先生、Ivo先生、Daisuke先生
アンサンブルレッスンの主な受講時間帯
日中
アンサンブルでのレッスン内容と、お勧めする効果的な学習方法
【アンサンブルでのレッスン内容】
レッスン内容は主にDELF B2試験対策です。就職活動をしていた際は、モチベーションレターの添削や面接対策を依頼しました。(このレッスンのお陰で、フランスでの仕事が決まりました!)また、定期的に発音強化グループレッスンも受けています。
【レッスンを100%活用するために意識していること】
1‐授業前、レッスンで学びたいことや話したいこと、質問を明確にしておくこと
2‐レッスン中はミスを恐れず、オープンマインドでいること
3‐授業後、レッスンで一番重要だと思った内容を思い出すこと
【効果的な学習法】
フランス語学習とダイエットは非常に似ています。どちらも、継続力が鍵なので、効果的な方法を見つけるためには、まず自分自身をよく知らなければいけません。なぜフランス語を学習しているのかや、好きな学習スタイルなど、自分についてじっくり掘り下げてみると、効果的な学習法が見つかりやすいです。
私の場合、コミュニケーション能力向上が学習目的ですので、まず誰に何を話したいのかを明確にして、必要な場合は紙に書き、添削してもらった後、その文章を声に出して覚えています。また、A la Cafet’などのコンテンツを利用し、ネイティブがよく使う相槌や決まり文句をどんどん学び、意識的に使ってみるようにしています。
職場で使うフランス語は、日常会話以上に正確にかつ流暢に話す必要があるので、必要な単語やフレーズをメモ帳に書いて覚えています。また、仕事中にふと気になったフランス語に関する疑問は全て書き留めて、次のレッスンで先生に尋ねています。(最近、私のフランス語が当初と比べて格段に聞き取りやすくなったと職場の上司に褒められたので、アンサンブルの先生方に感謝してもしきれません。)
コミュニケーション能力を高めるためには、話す力だけでなく、相手の発言を理解する力も重要です。私がリスニング力を向上させるためにしていることは、なぜ聞き取れなかったのか原因を突き止めることです。私がフランス語を聞き取れない理由は「既に知っている単語だったけれど、その音を別の音として認識してしまったため」もしくは「使われていた単語や文法を知らなかったため」のどちらかです。原因が前者の場合は発音練習、後者の場合は語彙と文法学習が必要です。
発音上達のために実際にしていることは、発音レッスンが得意な先生に私の発音を確認してもらい、そこで教わった正しい発音をどんな時でも(疲れていても、寝起きでも!)再現できるよう自己練習に励んでいます。
語彙力アップに関しては、私の日常に近いジャンル、もしくは会話のネタになりそうなテーマを通して学習しています。そこで学んだ単語を自分のものにするため、既に知っている単語で言い換えてみたり、実際に使ったり聞いたりする場面を想像しながら例文を作ってみたりしています。
文法学習は、復習あるのみ。以前、フランスの小学生が使うDictéesのテキストで学習していたのですが、そこで子供たちは基礎文法を数年間繰り返し学習していることに気づきました。(日本にいる子供達が何年もかけて漢字を覚えていく過程に近いのではないでしょうか。)現地の小学生ですら6年以上かかるですから、日本人の私が復習せずに短期間で身に着くわけがありません。したがって、フランスの小学生になったつもりで、根気よく反復学習しています。
役に立たなかった、自分には合わないと思った学習方法
日常生活との関連性が薄いテーマでの学習や想像力を使わない学習、黙読での学習方法は向いていませんでした。
一時期、RFI(Radio France internationale)のJournal en français facileというニュースラジオをリスニング強化目的で聞いていた時期があるのですが、取り扱われるテーマがほぼ国際政治なので、私が実生活で耳にする単語がほとんどなく、学習効果を感じませんでした。また、自分が使うシチュエーションを想像せず、文法を学習してしまっていたせいで、知識と実用レベルに大きな隔たりが生まれてしまったことがあります。さらに、学んでいる内容を音読せずに視覚のみを使って学習を続けていると、意味は分かるけれど、実際に発音できない単語が増えてしまうという苦い経験もしました。
アンサンブルメイトへのメッセージをどうぞ!
フランス語学習を継続するために、「できないこと」ではなく「できるようになったこと」に目を向けるようにしていますが、フランス語ネイティブが容易に理解できる内容が全く聞き取れない時などは、心が折れそうになります。それでも3年間継続して学習を続けられているのは、レッスンや無料相談、アンサンブル情報交換コミュニティなど、転んでも何かを掴んで立ち上がることができる環境が整っているからだと思います。もし、フランス語学習で悩んでいらっしゃる方がいらっしゃれば、先生や事務局の方に気軽に相談してみることをお勧めします!