ハンドルネーム

Mareさん

【フランス語学習歴】13年
【フランス語レベル】中の上級

フランス語をはじめたきっかけ

趣味として何か外国語を学びたいと思ったときにPatrice Leconte, François Ozonの映画が好きだったのでフランス語を習うことにしました。習い始めてフランス語の魅力にすっかり取り付かれ現在に至ります。

フランス語学習の最終目標

日本語で読むようにフランス語の小説を読めるようになること

アンサンブルで受講している講師(複数可)

Cyril 先生  Ivo 先生 Yohann先生 Aloys先生

アンサンブルレッスンの主な受講時間帯

夕方から夜あるいは週末

アンサンブルでのレッスン内容と、お勧めする効果的な学習方法

ensemble francaisにお世話になり丸7年になります。フランス語学習の目安のため、仏検を5級から受験しています。準2級までは順調でしたが、2級、準1級は2か3回目で合格し、1級は5回目にして昨年ようやく合格出来ました。

ensembleで学んで良かった授業は、色々ありますが、今回は昨年の仏検1級対策でensembleで行った授業と自分で効果的だったと思う勉強方法について書きます。

1) 多読
まず仏検1級合格されている講師Hiroko先生とMasa先生 に、どういう勉強方法が良かったかを伺いました。偶然お二人とも同じ答えで、「難しすぎないフランス語の色々な文章をひたすらたくさんたくさん読むこと」でした。

そのため、通勤の時など暇があれば、スマホでフィガロやrfi france.facileやyahoo.frの記事を読みました。内容的には、話題になったニュースや自分の興味のあることなど比較的理解しやすいものを選びとにかく数多く読みました。

逆に、ensembleの授業では、講師に授業前提案される記事の中から、自分では普段読まないような分野のものや自分だけでは理解しにくそうな内容の記事を読みました。

記事は授業前に辞書を使わず2度ほど読み、授業中にわからないところを講師に質問しながら理解するようにしました。というのも、実際の試験ではいくつも単語がわからない状態でフランス語の文章を長々読み、途中で嫌になり集中力が切れることが多かったからです。レッスンが終わった後に辞書を引いて意味の再確認をしました。

大概、講師はヒントを与え答えをだすように促してくれるので、こうして考える習慣をつけることで、わからない単語や文章に出会った時にすぐ辞書に頼らず、考える練習になり読解に役立ちました。

2) 文法見直し
フランス語歴が長くなり、文法を結構忘れていることに気づき見直すことにしました。

まず参考書でざっとおさらい

そして、間違いの多かった項目(接続法、条件法など)についてMIWA先生のビデオを購入し復習

さらにensembleの授業で、講師と練習問題などで再確認
という方法で行いました。

★参考書は
「15日間フランス語文法おさらい帳」
白水社  中村 敦子 著
を使いました。本当に薄い本ですが、項目ごとに説明と2ページの練習問題があり、おさらいにピッタリです。本当に15日でできます。

3) ディクテ
毎回試験の聞き取り、書き取り問題で点がとれていなかったのでディクテは毎日しました。

はじめのころは主にNHKラジオニュース(30秒から1分位の長さのもの)を聞きました。ディクテはノートに手書きし、ノートの端に聞き取れなかった単語やフレーズを書き出しました。時間があるときにパラパラとその書き出した部分を見返すと、自分がどういう単語がいつも聞き取れていないか気づきました。( 私の場合はrから始まる単語でした。) そうすると、その後から意識するようになるので、間違いが減ります。

途中で、試験のディクテは時事より日常的な話が多いことに気づき、オーディオブック Audibleのアプリを使うことにしました。Audibleで自分の持っている小説と同じオーディオブックを購入しました。

Audibleでは、再生速度の調節、30秒の巻き戻し、早送りができるので自分でディクテするのに便利です。1回目は速めの速度で聞き、2、3回目は遅めにしてディクテしていました。
小説は、言葉やフレーズがバリエーションが豊んでいるので勉強になりました。

また、自分の好きな小説だと、小説を少しずつ読み返している感じになり、新たに気づくこともあって楽しくモチベーションが保てて良いです。

★audible
https://www.audible.fr/ep/applis

4 ) 模試
試験直前には、アンサンブルのサイトでたまたまMIWA先生の仏検模擬試験対策講座を見つけ、受講しました。(あまり宣伝されておらず、それまで存在に気付いていませんでした! )

MIWA先生の説明はわかりやすく、間違いはチャットボックスにまめに記入されるので、授業の後でも助かりました。仏作、和訳のアドバイスを頂き、分からなかったことの最終確認が出来ました。

5 ) 2次対策
1次試験が終わったあと落ちたと思い込んでいたので、予想外の合格に慌てて2次対策を始めました。ensembleの多分7、8人の講師にお世話になり、レッスンで本番さながらにテーマを与えてもらい練習を行いました。

色々なアドバイスを頂いたのですが、中でも印象的だったのが、「発表を『…..以上です』等の表現で終わらないこと」ということでした。“Avez-vous des questions? “など質問形で終わる方がよいと、3人の講師から言われました。

試験本番では、緊張しながらアドバイス通り最後に
“ Avez-vous des questions? ”
と言うと、年配のフランス人男性試験官はニッコリ微笑んで
” Bien sûr ! ”
と答えてくれ一気に場が和んだので、ホッとしました。

このように他では知り得ないアドバイスをもらえるのが、ensembleのレッスンのよいところだと思います。

6) 現在
今は、DALF C1を目指し、ensembleのレッスンでproduction écriteを学んでいます。

C1のproduction écrite には、synthèse ( 2つか3つの文章を分析して、そこから得られたいくつかのidéeを一つの新しい文章にまとめ上げるという作文 )があり、今はテキストを使って少しずつ文章の組み立て方を学んでいるところです。

フランスでは、高校でこの複雑なsynthèseを学ぶとのこと。(フランス人の思考能力はこうやって鍛えられているんだなと思いました)始めは頭の中が ”?” で一杯でしたが、粘り強い講師の説明で少しづつ理解しつつあるところです。

★最近、TV5MONDEのサイトの中に、La dictée d’Archibald という、A1からC2までレベルに合わせてディクテの練習ができる便利なサイトを見つけ、ディクテの練習を続けています。

★年一回Amazon.fr.で小説を数冊まとめて買い、通勤時間に読み、わからないところをensembleの授業で質問しています。

★ニュース以外のフランス語の番組を気楽に楽しみたい時に動画などを見ていますが、お勧めのものを最後に書いておきます。

NETFLIX
フランスのドラマがフランス語字幕で見られます。
“Dix pourcent ‘“ ( 「エージェント物語」一押しです! フランスでも人気)、”Marseille” など色々な作品があります。

Easy French  / youtube
大学生くらいのフランス人が町で出会った一般のフランス人に様々な話題をインタビューする番組で、時に子供や高齢者にインタビューする場面もあり、ほのぼのとした雰囲気です。フランス語と英語両方の字幕が同時に表示され、日常会話の表現などの勉強になります。

役に立たなかった、自分には合わないと思った学習方法

ensembleを始めた当初は、どういう風な授業を自分がしたいかがわからず、いつもとりあえず、conversation libre を選んでいました。でも、漠然と会話を50分間するのは大変難しいですし、得られるものも少ないように感じました。

アンサンブルメイトへのメッセージをどうぞ!

仏検でもDELF/DALFでも試験を受けるのはモチベーションを保つのに役に立つと思います。例え試験に落ちても、自分のまだ足りないところがわかりますし、それまでの勉強は確実に身についているので、決して無駄ではないと思います!

実際、私の1級を初めて受けた時の点数は60点くらい(合格基準点は80点台)と、悲惨なものでしたが、今は「継続は力なり」という言葉を実感しています。

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