エントリーNo.23 ことりさん L’Isle-sur-la-Sorgue リル・シュル・ラ・ソルグ

Bonjour !第4回アンサンブル選手権~大好きな、私の街~
フランス語圏の中でみなさんの大好きな街を写真と文字で綴っていただきます!

1.HN ことり さんによるご投稿です。
街は【L’Isle-sur-la-Sorgue リル・シュル・ラ・ソルグ】です

2.お勧めの理由(エピソードなど)
南仏アヴィニョンから、バスに揺られること数十分。豪快な運転のもと、石造りの家々、にぎやかに広がる畑を車窓から眺めながら、北東へと進んでゆく先に、リル・シュル・・ソルグ(L’Isle-sur-la-Sorgue)はあります。20世紀フランスを代表する詩人、ルネ・シャールの生誕地としても知られるこの土地の何よりの見所は、街を囲み、縫うように流れる、透明な青緑色のソルグ川の運河。

わたしが訪れたのはヴァカンスのはじまりの頃。眩しい日差しのもと、桃色のロリエ・ローズがあちこちに咲き乱れる中、この町並みをゆっくりと楽しむ観光客でにぎわっていました。

小さな教会や、美術館もあり、歴史に思いを馳せながら散歩を楽しめます。後から知ったのですが、ここはブロカント市でも有名なのだとか。少し小道を入ったところに見つけたカフェは、夕方には閉まってしまうけれど、サラダが感動的に美味しく、「いかがでしたか(Ca a été ?)」 という店員さんの言葉に、「これは文法的にどうなっていたかしら?」なんてぼんやり考えつつ、何度も通ってしまいました。

バスに乗れば、詩人ペトラルカの像もある、あのローマ教皇領だった頃の面影が残る、荒い岩肌と深い緑に囲まれた、フォンテーヌ・ドゥ・ヴォクリューズ(Fontaine-de-Vaucluse)に辿り着き、自然に湧き出る泉の涼しさを感じることもできます。実に暑い夏の、ほんのわずかの滞在でしたが、美しく豊かな水の流れを見つめながら、フランスにはこんな場所もあるのだと驚かせてくれる、素敵な旅の時間でした。

3.個人ブログやHP,Facebookの紹介(任意)

4.アンサンブルへ一言、お願い致します!
学校で会話を学ぶ機会がなかった自分にとって、アンサンブルでのレッスンはいつも学ぶことばかりです。これからもよろしくお願いします。

ことり様、ありがとうございます!水に囲まれた、清々しい街の様子が伝わってきました。また一つ、皆様の行ってみたい街が増えたのではないでしょうか。

 

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