「フランスの思い出」 エントリーNo.31 Sunny さん
- 2013/7/5
- フランスの思い出
最終エントリー、 No.31 は Sunny さん です!
1、 HN
Sunny
当時の愛機。フランスでは電子楽器の値段がとても高かったので
日本で兄に型落ち機をオークションで落札してもらい
フランスまで送ってもらいました。
2、フランスでの滞在場所
パリ
3、滞在期間
1年間(2001.11〜2002.10)
4、思い出をどうぞ・・・!
約10年前、ワーキングホリデーでパリに滞在していた私にとって
フランスでの思い出の大部分はバンド活動です。
日仏間でのワーキングホリデーが実施されてから2年目だった当時。
雇用者側に制度自体があまり認知されていないこともあって、
なかなか仕事を見つけることができませんでした。
そのため、求人のアノンスを見るためにほとんど毎日
ジュンク堂(パリにある日本の書店)へ通っていました。
そんな中見つけた“キーボード募集”のアノンス!
日仏混合バンドで、椎名林檎などJ-POPをやっているとのことでした。
実は鍵盤弾きの私。幼い頃よりクラシックピアノを、
大学以降はバンドをやったりしていたため、
鍵盤を弾きたくてウズウズしてました。
おまけに林檎ちゃんは大好き! すぐに連絡を取り、あっさり加入決定。
メンバーは、ベース(リーダー)とドラムがフランス人、
ギターとボーカル(と私)が日本人で、
バンド自体がまだスタートしたばかりのところへの加入でした。
週に1、2回練習スタジオに入って、終わった後はメンバーの家で
飲み食いしながら打ち合わせ(?)や反省会(?)。
スタジオに入らない日も個々のメンバー間で練習したり、
音楽とは関係なく遊んだり……フランス人メンバーの友達ともつながりができて、
しょっちゅう仲間で集まっていました。
バンド結成から2ヶ月後にはライブも行ないました。
フランス人メンバーがデモテープを持っていろんなお店を回ってくれて、
地下にカーブを改造したホールがあるレストランや小さなステージがあるバー、
Fête de la Musiqueでもライブをやりました。
当時ほとんどのフランスの人たちにとって、
J-POPというのは未知の音楽だったことでしょう。
たまたま食事に来ていたお客さんや通りかかった人など、
最初から私たちのライブ目的で来ていた人“以外”のたくさんの人が、
素人の私たちの演奏を熱心に聴いてくれたのはとても嬉しかったです。
帰国するメンバーが出てきたこともあって、
このメンバーでの活動は半年にも満たなかったと思いますが、
まさにバンドを中心とした毎日を送りました。
そして、本当に素敵な仲間に囲まれてワーホリ生活を送ることができたのが
何にも替え難い宝物です。
バンドをやっていく中で知ったこと、気付いたこと、
面白かったことなどまだまだたくさんあるのですが、
原稿用紙がいくらあっても足りなそうなのでこの辺で……
5、普段レッスンを受けている講師
Megh先生、Laurence先生、Joseph先生
6、旅行に向けてレッスンで準備したこと
なし( アンサンブル入会前の話ですので……)
7、何かアピールをどうぞ!
音楽が目的でフランスへ行ったわけではなかったのですが、
不思議な縁で、音楽中心のフランス滞在となりました。
ですので、これからワーホリや留学で渡仏予定の方も、
もちろん本来の目的や目標は大切ですが、
それ以外の活動にもチャレンジしてみると楽しい毎日が送れると思います。
(実際、まわりの留学生やワーホリの人も、学校や仕事以外に習い事をしたり、
スポーツのサークルに入ったりしている人が結構いました)
ちなみにフランス人メンバーは日本語が堪能だったので、
フランス語は仕事と日常生活の方で鍛えました(笑)。
1ヶ月にわたる選手権の
有終の美を飾るのはSunnyさんでした!
皆様、楽しんで頂けたでしょうか☆
これから投票が行われますので皆様もご参加くださいね!!!