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- 【上級者】 marienbadさん
【上級者】 marienbadさん
- 2013/5/14
- フランス語上級者学習方法, 第1回アンサンブル100%活用選手権, フランス語学習方法
【学習歴1年半以上部門】エントリーNo.16 marienbadさん
1、エントリーカテゴリー
②学習歴1年半以上
大学時代(17年前)に第二外国語でフランス語を勉強。
卒業以降、勉強は特にしていなかったが、5年ほど前に突然、「このまま漫然と働いててはダメだ」と思いたち、再びフランス語の勉強を再開、現在に至る。
2、フランス語を始めたきっかけ
大学の第二外国語でフランス語を始め、指導教授と仲良くなったことが本気で勉強するきっかけでした。
3、フランス語学習の最終目的
最終的にはネイティブ並みに話せるようになりたいと思っていますが、当面の目標はフランス語で本を書きたいと思っています。
4、アンサンブルでの担当講師
Toshi先生、Laurent先生
5、一週間の平均学習時間
3~4時間(アンサンブルの授業+その予習+復習)
※もっと勉強しないと!!
6、効果的な学習方法 私がお勧めする学習方法 アンサンブルでのレッスン内容
ある程度、上級者が対象となるかもしれませんが、一番フランス語の能力が付く学習方法の一つは、やはりディクテでしょう。音声を聞き、そこで述べられていることを一語一区残さず、書き取るというもの。フランス語はリエゾンで意味が違ってきたりしますので、正確に書き取るのは結構大変です。
某英語耳という本でも書かれていましたが、人間、聞き取れない音は発音できないので、ディクテで聞き取れるようになると、発音も自然と磨きがかかるという効果もあります。
最初は仏検のディクテの問題など、ゆっくり・はっきりした発音のものをやるといいと思います。慣れてきたら好きなものを題材にすると良いでしょう。私はとあるフランスのバンドのインタビューをディクテの題材にしています。このように趣味と実益を兼ねてやるのも長続きの秘訣と思いますし、それができるのもアンサンブルの良いところです。
もう一つお薦めしたいのが、フランス語で作文をして、講師に添削してもらうというもの。辞書を引けるから間違いなく書けるだろうと思っていると、これが意外になかなか難しいです。また、DELF/DALFなどの試験での作文は、理論的な構造がハッキリと決まっていてそれに沿って書くことが求められます。このフランス的論理思考を身につける上でも、作文練習は重要です。
作文を書くコツは、ネイティブの文章を見て、よく使う言い回しをそのままマネすることです。“Il faut que+接続法”といったよく知っているような言い回しでも、知識として知っているのと、実際に使うのとでは大きな違いです。ガンガン書いて、ガンガン修正してもらって、自分のものにしましょう。これもマンツーマンのアンサンブルだからこその勉強法でしょう。
7、逆に役に立たなかった、自分にはあわないと思った学習方法
ヴォキャブラリーを増やしたいと思い、ネットに転がっていた単語帳を加工して、一問一答方式で出題するソフトにデータで読み込んで練習してみたのですが、やはり「尋問する」→「interpeller」みたいな感じで覚えていっても、
あっという間に忘れてしまいます。やはり、文章の中で単語を覚えていく方が、頭に入りやすいと思います。
8、個人ブログやホームページのご紹介などありましたらお願いします
なし
9、何かアピールがあればどうぞ
あくまで個人的な意見ですが、仏検3級程度まで来たら、ネイティブの講師とのレッスンを取り入れることを強くお薦めしたいです。
これは私の実体験に基づくものです。私は社会に出てしばらくフランス語を勉強していなかったのですが、ある時「これではいけない!」と思い立ち、独学で勉強を再開、仏検3級を取り、その後、某大手語学学校に行くようになりましたが、最初はネイティブが怖くて仕方なかったです。なぜなら、何を言っているかよく分からなかったから。
でも、それでも耐えて通ううちに、だんだんと「こういうことかな」と分かるようになり、質問の仕方を覚えたら、次第に半分ぐらい分かるようになりました。
これまでその語学学校で挫折する人を何人か見てきましたが、類型的に「100%分からないと分かった気にならない」という完璧主義な人が挫折しがちに思います。半分しか分からないではなく、半分も分かるんだと思って、どんどん積極的にネイティブと話してみるといいと思います。
実際、DELF/DALFなどのフランスの試験は、その級を合格するのに100%理解することを前提としていません(100点満点中50点以上で合格)。アンサンブルなら、間違った言い方をしても講師が直してくれますし、便利な表現も教えてくれるはず。
あと最後に、これまで利用した中で、とても良いと思ったテキストを参考までに挙げておきます。
○総合テキスト(いずれもフランス語)
・Reflet 1
初心者~中級者向き。
全フランス語。お話しを題材に、文法などを学んでいく形式。
・Rond point 3
中級~上級者向き。全フランス語。
1つ1つの課題をこなしていく形で、文法や表現方法を学んでいく形式。
※これら2冊は、講師と共に使うことを前提としたテキストです。
Refletは若干古いので、Rond Pointが今のお薦めでしょうか。Alter Egoも良いテキストと聞いています。
○総合問題集(独習向け)
・トレーニングペーパー フランス語/教養課程文法中心学習1、2
初心者から中級者まで向け。
初歩文法から接続法まで反復練習する形式でトレーニングする問題集。
本当にun/uneから始まります。書き込んで進めていくので、達成感があります。
・Les 500 exercices de grammaire
上級者向け。全フランス語の問題集。
これが出来れば文法はバッチリ。このレベルの問題集は日本では無いと思います。
○文法書(独習向け)
・謎が解けるフランス語文法
中級~上級者向け。文法の奥深いところまで勉強したい人向け。
○その他
・Larousse Synonymes Dictionnaire
日本では売っていませんが、類語辞典です。フランス旅行で買いました。作文などに重宝しています。
・仏仏辞典
ラルースでもiPhoneアプリでも何でも良いですが、ある程度上級者になると、仏仏辞典があるといいと思います。
ある未知の言葉を、他の言葉で説明することが出来るようになると、実際の会話で非常に役立つと思います。
最後に、今は出来なくてもこれから出来るようになればいいんだ、と楽観的になるのが、語学学習が長続きするコツだと思います。
皆さん一緒に頑張りましょう。