「フランスの思い出」 エントリーNo.28 Chamio さん

エントリー No.28  は Chamio さん です!

1 HN Chamio

  

 

2フランスでの滞在
2013年・ルーアン
2014年・パリ

3滞在期間
2013年・約4ヶ月間
2014年・約4ヶ月間
 

4思い出をどうぞ

 
“  感激 ”

2012年 :≪Rouen≫   
期待と不安の中、ホームステイ先が決まったと分かり、
早速Google Mapで検索!……? 
真っ白、家もチラホラ…募るばかりの不安を抱えながらも、
学生ヴィザも取った意気込みで、夢の玄関先・成田へ…

パリから約1時間、ルーアンの駅で待って下さってたのは、
お優しい初老のご夫婦! ホッ!!!!!  
ところが、車は新緑の山を越え、森を超え、ドライヴの如し…
どこ迄、行くの~~? それでなくても、体力のないわたし…
段々と不安が襲って来ました.    
着いたのは、プール付きの豪華なお家! 

    
でも、一番の問題!通学…バスを1回乗り換えるだけではありますが、
最初のバスは、乗り合いタクシー(これでも、一応バス!),で
フツウのバスに乗り換えます.             
でも~、土日は運行なし! 乗り換えに40分待ち…
残念ではありましたが、2週間の末、発熱の為、
お引っ越しとなりました. ホッ!

ヒツジちゃんも、お見送り!

さて、2軒目! 学校迄徒歩5分! 
マダム一人の大きなアパートの一室を、お借りする事になりました.ラッキ~!

Rouenから、少し離れた・白さが際立つ美しい教会 

しかし…なんだか、暗い! 重い!   
この空気はなんだろう?
天然ボケかつ、悟りの遅い私も、さすがに家庭内の事情が・・・.

•私に取って、フランス語を勉強する原点は、ブロークンでもいいから
(いけませんよね、今は安易な気持ちを捨てましたが)
通じ合えた時の、何とも言えない喜びそのものです.  

  
そんな訳で、マダムも何とか解って貰えるフランス語中級者を相手に、
ご自分の悩みを打ち明けてこられ、
はじめは嬉しかったのですが、さすがに!重過ぎる毎日!
「ここは心療内科じゃないよ〜」と、参ってしまいました.
  
               
唯一、学校の授業がとても充実していて、
担任の先生が私と同じ美術好きと言う事もあり、
思いがけない場所で、美術史・パリ史を軽く知る事ができて幸せでした.

パリの幾つもある橋…昔はその上に、
ビッシリと美しくない家が林立していたそうです…
イメージ、シルブプレ!

 “Maison de Monet”

 

 

Rouen の名物・大時計…登れるんですよ!

結局、まだ、これから4ヶ月も滞在する事になっていたので、
友人に相談し、またまた!お引っ越しする事に. 
もうstudio に決定!

3軒目 :ルーアンの街が小高い私のstudio
ベランダから一望出来て、ベランダで、椅子に座って、お勉強…
終わったら、簡単な手作りの夕ご飯にワイン!

生まれて初めての一人暮らしを満喫し、
授業も少しづつレベルアップされ、やっと!落ち着いた生活に…
 

最高に贅沢! 神様は、私をお見捨てにはならなかった!??? 


至福のひととき…

  
 
なんで~! やっと出会えた小さな幸せ、
もうおばちゃんを放っといて~!
災難とは、突然やってくるから、災難なんですね…
まさかの!大家さん・独身、凡そ40代、セク◯◯男性…
あり得ない!でも私のstudioの合鍵も持ってるし・・
考えると恐くなってきて、学校は取り合ってくれず、夫と相談し、
studioを引き払って、取りあえずルーアンからパリに…

で、朝6時から荷物作りを始め、
タクシーでルーアンの駅迄と頼んだものの、
運転手さんが「これ!1人でパリまで?」 
と言われ初めて気付いた荷物の多さ!
  

一瞬で、道程をイメージした結果、” 無理 “…
「パリ迄、タクシーで幾らぐらいでしょう?」「200!」!!!!!!! 
「何とか!150で・・お願い!シルヴプレ~~!」
「Eh…OK!」 

 

タクシーの中で、友達になったみんなに
フランス語でルーアンを離れる経緯を電話で話してたのを、
多分、運転手のおじさんは、コトの経緯を少し理解してくれたんだと思う.     

 
それから、おじさんは優しかった、とても気遣って貰った
パリに入ると「あれが!エッフェル塔だよ!」「これが…」
ともうとっくに知っている物ばかりだったけど、
その気持ちが私を慰め、心が暖まるのを感じていた.

  
栄養失調の状態であったにも関わらず、無事帰国.
勿論、フランスを嫌いになり、アンサンブルもお休み状態…
   

♪そんな中、ルーアンでも、レッスンをお願いしていたL先生から、
お見舞いのメッセージが.  
ルーアンでは「留学の思い出にフランス語で日記をつけてみたら? 
僕が添削するから、アップすればいいよ」
と提案して下さったのも、
「フランス人の気質は、こうだから、言葉につまづいても、
言い直したりせず、流れる様に話すといいよ」
と、
プチパーテイの前のレッスンでアドバイスして下さったのも、先生!

   
先生の寛容さで、レッスンを続けて来られた
と言っても過言ではない.
と、時間を置いては、タイミングを見計らった様な優しい内容の物ばかり.

メッセージは最初は、「気の毒に思う」
次に、「もう、少しは体調が戻った?」
「頑張ってきた物を止めるのは、勿体ない. 
全てが落ち着いたら、また始めたらいいよ」

 
 
でも、アンサンブルに戻ろうと思えた時、
やっぱりL先生の顔を見る事は出来なかった…
泣けてしまって授業にならないと思ったので…
T先生のレッスンを受ける事にした. 

で、話題が次第に「もう学生ヴィザが無効になりました」
と話すと、
「フランスは、ルールはルールとして厳しいけれど、何とかなる国でもあるから、
とにかくソルボンヌに嘆願書メールを直接送りなさい」

へ~~~っ! かの有名な高名な大学に、
万年中級の、おばさんなんかが、メールを送っていいんでしょうか~?

 


FRANCE…と言えば、この有名な言葉,              実物を見て、感動! 

大胆過ぎ! 厚かまし過ぎ! 
なんて?書けばいいのよ~?

よ~し、やるっきゃない!
と覚悟を決めて、出来上がったメールを送りました.
 
         
驚きです !!!!! 次の日に返事が来ました. 

2013年    ≪ Paris ≫  
滞在延長申請などの手続きなど、
“アンサンブル”の留学相談室に、アドバイスを頂いたりしながら、
多々問題はありましたが、とにかく、憧れのソルボンヌで、
精一杯勉強する事が出来ました. 

老体にムチを打ち過ぎて、休んだ事もありましたが、
晴れて最終テストも合格でき、
「もう、これでソルボンヌを満喫しましたっ!!!」
次は、もう少し気の張らない・ユッタリとした学校へ…
と考えていました.

「ソルボンヌに、もう1度行かれる事をお勧めます」!
と有り難いお言葉を、下さったのは、
先日のサロン・ド・テでお会いした初対面の先生.  

あれ程、この老体で付いていけるかなあと、
通学時不安だったのに! よし!次もソルボンヌ! 

自分でも驚きました…効きました、先生の、アノ一言!

とにかく、アンサンブルの先生、スタッフの方々、家族に、支えられて、
自分の夢を実現させる事が出来て、
感謝の気持ちでいっぱいです.

フツウの主婦が上級を目指している学生さんに混じって、
同じ空気を吸うと言うのも、なかなか味わい深い物がありました.

今度は、もう少しエレガントな時間を過ごしたいと願っています…             
あの  “文法命”の学校では無理かなあ………

 

   
5、普段レッスンを受けている講師    
Laurent 先生, Toshi先生、  Yuu先生

6、旅行に向けてレッスンで準備したこと    
家事に追われて、殆ど何も出来ませんでした.

7、何かアピールをどうぞ!    
成せば成る!って、本当なんですね. 
夢だけは、いつまでも持ち続けたいと思っています.  

成せば成る!山あり谷ありの体験談をありがとうございました!!

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