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- エントリーNo.14 Tatianaさん
エントリーNo.14 Tatianaさん
- 2019/4/8
- アンサンブル選手権, 第5回アンサンブル100%活用選手権
ハンドルネーム
Tatiana
【フランス語学習歴】トータルで7年程度。(始めたのはだいぶ前だが、途中、長いブランクが2回ある)
【フランス語レベル】中級
フランス語をはじめたきっかけ
初めて観光でパリに行った時、街の雰囲気にすっかり魅了された。当時はフランス語の文法は何も知らず、単に旅に必要なフレーズを丸覚えして行っただけだった。下手なフランス語にも関わらず、何とかコミュニケーションが取れたこと、何より、接した現地の人たちが忍耐強く聞いてくれたことが嬉しく、フランス人たちともっと話せるようになりたいと思ったことがきっかけ。
フランス語学習の最終目標
学びに終わりはないと思っているので、最終目的と聞かれると難しいが、母語である日本語のレベルに限りなく近づけたい。
アンサンブルで受講している講師(複数可)
Cyril先生、Hibiki先生、Hiroko先生、Sarah先生
アンサンブルレッスンの主な受講時間帯
平日の日中
アンサンブルでのレッスン内容と、お勧めする効果的な学習方法
(アンサンブルでのレッスンスタイル)
長年、独学でしたが、昨年、仏検1級に不合格となり、独学の限界を感じ、9月にアンサンブルに入会しました。当初、今後どのように学んでいったらいいか悩んでいましたが、10月頃にCyril先生のレッスンを受講し、「快適なzoneから抜け出すこと。それには新聞の記事などを読み、社会的な話題がフランス語でできるようになること」と、アドヴァイスを頂き、道がつきました。また、これまで仏検しか受けたことがなかったのですが、それ以来、当面の目標として、今年6月のDELF B2合格を目指し、Cyril先生に試験対策のレッスンをお願いしています。
また、最近は他の先生方に、日仏間の文化の違いや、言語そのものについて感じることをフランス語で書いて、レッスンで添削して頂き、さらにその話題について先生と話し合うレッスンもお願いしています。もともと自分の考えをまとめて書くことが好きなので、これは仏検の和文仏訳対策であると同時に、楽しみながらできる学習方法でもあります。これからしばらく、このスタイルのレッスンを続けて、自分の考えを効果的に伝える方法を身につけたいと思っています。
(レッスン後の復習)
レッスン前の予習は絶対必要ですが、本当に重要なのは、むしろ、復習です。復習は学びの要、命だと思っています。
私のレッスンの復習方法は、
1.レッスンファイルを作る
先生がレッスンでチャットボックスに入力してくださったものを、そのままワードにコピペし、プリントアウトして(スマホ嫌いなので)、間違えた箇所、新しい表現などを辞書で確認(*)→それを外出時にファイルに入れて持ち歩き、電車内などで読み返す→ある程度習ったことが覚えられたと思った段階で、その紙にパンチをしてファイルに綴じ、そのファイルを時々めくって過去のレッスン内容を見直す。(これまでのほぼ全てのレッスンの内容をファイルに綴じているため、それを開いて読み返すことで、数か月前に習ったことまでも復習することができる)。
(*) レッスンで新しい語彙、表現を教えて頂く際、先生はフランス語の別の表現でわかりやすく教えてくださいますが、レッスン後に、それを仏仏辞書で調べ、その後、仏和辞書で確認し、実際に手で書きます。これは直前に習った語彙、表現を自分に定着させる良い方法だと感じています。せっかくわかりやすいフランス語で教えて頂いた後なので、仏和辞書ではなく、仏仏辞書を先に引いて意味をフランス語で理解するのがポイントです。
2.自分の発音を録音して聞いてみる
レッスンで習ったフレーズを自分で発音し、それをレコーダーに録音して聞いてみます。たとえ、ネイティブではない自分の声であっても、耳から覚えるというのは、習ったことを自分の中に定着させる有効な方法になります。さらに、録音した自分の声を聞くことで、自分の発音の問題点にも気がつけるので一石二鳥です。
こうして、レッスン後すぐの復習、レッスン翌日以降の復習、さらに1か月、それ以上前の復習をすることで、習ったことを確実に定着させるべく努力しています。そう考えると、予習には時間がかかるのが必然ですが、復習には時間というより、むしろ期間をかけると考えた方がいいと思います。
レッスンとは別の学習法の一つとして、compréhension orale改善のために、RFIや、France Interなどの番組から、興味のある番組の最初の5分から10分を聞いて、内容をポイント的にフランス語でメモをとることもしています。
以上が現在の学習法の一部です。最近は学習に割ける時間が少なくなり、もどかしさも感じていますが、何時間勉強するかより、どれだけ集中して確実に身につけるかという、量より質の学習を目指したいと思います。また、レベルのみならず、生活スタイルの変化などから、今後も学習法は変わってくると思うので、今後も柔軟な姿勢で、その時に相応しい学習法を探していきたいと思っています。
アンサンブルに入会後、定期的にレッスンを受けることで、独学の時代よりも、学習にメリハリ、リズムがつくようになりました。何より、実際の会話を体験することで、フランス語が少しずつ上達してきていると思います。これまで、ただフランス語が好き、もっと自由に話せるようになりたいという気持ちでフランス語学習を続けてきましたが、決して楽しいことばかりではありませんでした。
しかし、本当に好きなものを獲得していくには時間がかかり、時に苦しみや悔しさを感じるのは当然だと思っています。フランス語を始めた当初は、仏検1級というと、山の頂点に到達することだと想像していましたが、今は、それは一つの通過点にしか過ぎないことがわかります。
余談ですが、日本の仏検と、フランスのDELF, DALFなどは全く観点が違うということに気がついたのも、やっと昨年夏頃のことです。語学学習には終わりがないと思います。なるべく近い将来に上級レベルになりたいと思っていますが、フランス語はこれから先も生きている限り続けるという決意があり、また、それだけの価値があるものだと信じています。
役に立たなかった、自分には合わないと思った学習方法
・語彙、表現のリストを覚える。(単なる時間の無駄。語彙などはフレーズの中で覚えないと身につかない)。
・グループレッスン。(他の言語での経験だが、先生だけでなく、他の生徒さんとの相性の問題もあるので、自分に合った場所を見つけるのが難しい。またレッスン中に他の人に気を使わないといけないので存分に話すことができない)。
アンサンブルメイトへのメッセージをどうぞ!
2月の10周年パーティーでは皆さんに実際にお会いできて、とても嬉しく、また楽しかったです。お会いしたことがない方々のことも、皆、同じフランス語を学ぶ同士、仲間だと思っています。これからも、お互いに頑張りましょう。