Miwa先生はこうしてフランス語の壁を越えた!

月に1〜2回、最大10名の生徒様と講師がオンラインで語り合う「アンサンブル情報交換コミュニティ」という無料イベント、皆さんご存知ですか?

この2月から アンサンブルの日本人講師に声をかけ、○○先生はこうしてフランス語の壁を越えたというテーマで本コミュニティが開催されることになり、2月15日の 初回を私Miwaが担当いたしました!

私も他の日本人講師も、最初は皆「フランス語入門者」だったので、どのような勉強法と努力を経て講師のレベルまで上り詰めたのか、学習者にとってはとても興味深いテーマだと思います。

さて、2月15日は5名の参加者と2名の聴講者にお集まりいただき、参加者の方には自己紹介がてら「ご自身が感じるフランス語の壁」とはなにか、具体的に挙げていただきました。

その中で印象に残ったのは以下の2つです:

1)会話がなかなか上達しない。
2)レッスンで学んだことをすぐ忘れてしまう。

1)会話の上達のためには

上記2点に最終的にはなんらかの解決策を提案すべく、まずは私の「フランス語にまつわる経歴」を簡単にお話しする中で、特にフランス留学中の4年間(語学学校2年+大学院2年)での努力が飛躍的なレベルアップに繋がったとお伝えしました。

留学中はとにかく、それまでに学んだ文法知識と語彙をフル動員して「自分の考えを順序立ててフランス語で表す」ことを常に求められます。毎週の宿題に試験に論文に、筆記でも口頭発表でも様々な形で。

今思えば私にとって、フランス語の壁を総合的に乗り越えるためには、自己表現のためにフランス語を繰り返し使うことがもっとも効果的であったと思っています。

中でも自ら「地獄の2年間」と呼んでいる大学院時代の初期は、1コマ90分〜2時間の授業を録音し、帰宅してから音声を聞きながら授業で話されたこと全てをディクテ(書き取り)するという途方もない作業を毎日行っていました。

最初は1つの授業の書き取りに5時間ぐらいかかっていましたが、だんだん短くなり、聞き取りの力がアップし、書くスピードも速くなり、文法や発音の見直しにもなって、自然な文の組み立て方も見えたし、まさに「一石五鳥」ぐらいの効果がありました!

アンサンブルの生徒様に同じことをしろとは言いませんが、ネイティヴスピーカーがナチュラルスピードで話すフランス語を聞き取って書き取って「見える化」し、さらに音読することにより、1)の会話上達に大きく役立つと思います。

例えば、好きな映画のワンシーンだったり、インタビュー動画だったり、なんでもいいのです。

ネイティヴが自分の考えを表す時にどういう文型や時制を使い、どういうロジックを用いて、さらにどんな風に発音しているのか、文字という目に見える形に起こして観察するという作業は作文や会話のスキルアップにきっと繋がるはずです。

2)レッスンで学んだこと忘れないためには

それから2)の、レッスンで学んだことを忘れないためには、とにかく「自己表現のツールとして繰り返し使い、自分のものにする」という実践を必ず行ってほしい、と参加者の皆さんにはお伝えしました。

文法も語彙も「自分の考えを的確にフランス語で表現するために」学んでいると思うので、実践と継続あるのみです!

会話の上達のために大事なこと

最後に、会話上達のためには発音がいかに大事かという点を繰り返し強調しました。せっかく語彙を増やしても「間違った発音で記憶していたら」、いざ会話で使ってみても発音のせいでネイティヴに理解されず、話がスムーズに進まない…これは非常に残念です。

ですから単語はひとつひとつ「スペル」を正確に覚え、「発音規則」と照らし合わせて「正確な発音で記憶する」。そうやって語彙を増やしていくのが一番効果的です。

他にもコミュニティでお話ししたことはまだまだありますが、主に以上が自分の経験を通して皆さんにお伝えしたかったことです。

「書けることは話せる」と信じているので、普段なかなかネイティヴと話す機会がないという人こそ、自分が日頃思っていることや行っていることをフランス語にし、「見える化」して音読するという練習をお勧めします。

長くなってしまいましたが、 コミュニティでお話ししたこと、そしてここに書いたレポートが少しでも皆さんのお役に立てればフランス語講師として、同じ学習者として嬉しく思います。

さあ、来月の担当講師はどなたでしょうか?次回も「○○先生はこうしてフランス語の壁を越えた」、たくさんのご参加をお待ちしております!

アンサンブル講師 Miwa

RELATED POST関連記事

最新記事

  1. 鼻をかむ女性
もっと見る
ページ上部へ戻る