Shunsuke先生はこうしてフランス語の壁を越えた!

毎月1~2回、最大6名の生徒様と講師がオンラインで語り合う無料イベント「アンサンブル情報交換コミュニティ」。2019年の2月からは日本人講師を司会進行役に、「○○先生はこうしてフランス語の壁を越えた」というテーマで開催されていますが、2020年の初回(1月24日)はアンサンブル講師のShunsuke先生が担当されました。

Shunsuke先生より当日の様子のレポートが届きましたので、どうぞご覧ください。

「フランス語が好きじゃない」?

今回のコミュニティでは「実はフランス語があまり好きじゃない」という方が何人もいらっしゃいました。しかも、驚くことに皆さんフランス語を長年学習されている方なのです。

この話を聞いて「どうして好きじゃないのにフランス語を勉強してるの?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。でも、実はこれはフランス語学習者によくある悩みです。僕自身も同じことを思ったことがあります。

「フランス語の壁」というテーマでこういう話になったということは、皆さんは「フランス語が好きじゃない」ということを”壁”だと思っているのだと思います。

しかし、ここで考えてみていただきたいのは、なぜ「フランス語が好きじゃない」ということが悩みになり得るのか、ということです。これを表面的に捉えるなら、「フランス語が好きでないのならやらなければいい」ということになりそうですよね。「フランス語が好きじゃない」ということを”悩み”だと思いながらも、それでも学習を続けている…。そこにはもっと複雑な理由がありそうです。

原因①「フランス語が好きでなければいけない」という思い込み

理由として僕が真っ先に思いつくのは、「フランス語学習者はフランス語が好きでなければいけない」という思い込みが学習者の邪魔をしているケースです。「フランス語をやっているのだからフランス語が好きじゃなければいけない」と思い込んでいるということです。しかし、実際には特別”好き”ではなくても続けている人はたくさんいるわけで、”好き”の度合いや意味合いは学習者それぞれで違って良いのだと思います。

原因②他人からの影響を自覚していない

もう一つ考えられる理由は、フランス語に対する世間一般の人々の持つイメージに影響を受けているということです。「おしゃれ」「かわいい」「かっこいい」「すてき」などのイメージが強すぎて、知らず知らずのうちに本当は自分ではそう思っていないのに思い込んでしまうのです。

また、「フランス語を具体的に何かの役に立てなければいけない」というのもよくある思い込みで、ストレスの要因になり得ると思います。これらの場合に問題なのは、フランス語を学習する時に”世間一般の人たちと同じように”フランス語を好きになり、役立てなければならないと思い込んでしまうことです。他人の”好き”を自分の”好き”だと思ってしまうということです。

他の人の影響を受けるのはもちろん悪いことではありませんが、影響を受けていることは自覚したが良いと思います。というのは、そうでないと他人の夢と自分の夢を区別できなくなり、例えばもし相手の方がフランス語が上手い場合、相手を僻んだり、フランス語ができない自分を責めたり劣等感を抱いたりしてしまうからです。でも、自分の夢を持ちそれに向かって進んでいければ他人と比べなくなり、わざわざ辛い思いをせずに済みます。

フランス語に対する”自分の”夢

ここで話を元に戻しますが、「フランス語が好きじゃない」と思っている方は他人の夢を生きようとしていないか、少し考えてみて下さい。そしてもし当てはまるなら、それを手放し、純粋に自分のフランス語に対する夢について考えてみてください。

なぜ僕たちはフランス語に”カッコよさ”や実用性ばかり求めるのでしょうか。僕はある時、「フランス語という言語について考えることが楽しい。フランス語を通して世界を見ること自体が楽しい」と気づきました。そしてそれだけでフランス語を学ぶには十分すぎる動機だと思いました。そこにはもはや何の壁もありませんでした。

こう考えると、フランス語の壁とは自分の弱さが作り出す虚構にすぎないのかもしれません。フランス語学習を続けていくことが不安になったときこそ、このように世間の喧噪から一旦離れ、静かに自分の心の声に耳を傾けてみて下さい。きっとあなたにしかないフランス語学習のモチベーションが見つかるはずです。

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