【学習歴0~1年半部門】エントリーNo.7 アラフォーマダムさん

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1、エントリーカテゴリー
①今年の4月にアンサンブルに入会し、同時に学習を開始しました。
フランス語歴5ヶ月です。

2、フランス語を始めたきっかけ
来年から夫がフランスで1年間仕事をすることになり、幼稚園児の子供と一緒に行くことになりました。

3、フランス語学習の最終目的
とりあえず、渡仏までに(あと5ヶ月!)興味のある事柄については自分の意見を言える程度になりたいと思っています。(その裏には、現地に行ったら、夫のフランス人同僚やその家族に「おっ!!」と思われたい。日本語の他に英語しかできない夫に差をつけたい。という、やらしい願望も少ーしあったりします。。。)しかし、勉強を始めてみると、複雑で難解と噂の文法事項を次々と攻略することに快感を覚えて次第に熱が入ってきました。

4、アンサンブルでの担当講師
Michiko先生、Megh先生

5、一週間の平均学習時間
レッスン以外では自宅で10〜20時間と思います。
その他、ドライブ中に週あたり3時間くらいリスニングしています。
レッスンは4月の学習開始以来、週2-3回ペースで受講中。

6、効果的な学習方法 私がお勧めする学習方法 アンサンブルでのレッスン内容
私は英語学習の経験から、語学もピアノやゴルフと同じく、正しいフォームで練習をつまないと上手にならないと痛感しています。最初に変な癖をつけると、後々修正するのが大変になります。英語では最初に発音をおろそかにしたために後で大変なことになりました。ですので、フランス語でも、まずは発音をしっかりやって、発音記号をみて発音がわかるように、また発音ができるように心がけました。

一通り発音をやった後は、フランス語の構造を早く知りたかったので、大急ぎで文法を総ざらいしました。これも英語での体験ですが、様々な場面で必要に迫られて話さざるを得なくなった時や問い合わせのメールを出したりする時に、「こう言えば、こう書けば通じるだろう」と自分で思えるような発言なり作文ができ、実際に通じたのは、たまたま適切な語彙を知っていたこともあるかもしれませんが、何よりも文法力があったからだと思います。

そして上達するには、決まり文句を覚えるのとは別に、文法や語彙を総動員して自力で考え出す訓練をし、それを上級者に校正、発展させてもらうことが必須だと思います。ですので、まずは文法書を読んで理解すると、覚えたての文法事項を使って身の回りのネタでせっせと作文をしては先生にチェックしてもらいました。こうすることで理解が進み、知識の定着にも役立ちました。

そんな調子で、最初の二ヶ月半くらいで接続法までザザーっと終わらせました。フランス語は日本語よりも英語に似ているので、途中からは英仏の類似点を手がかりに理解する方法が自分には合っていることに気がつきました。

そして文法の終盤にさしかかった頃、それまでフランス語の長い文章はアルファベットの羅列にしか見えなかったのですが、突然(辞書を引きながらですが)わかるようになってビックリしました。これは、フランス語の構造が解ってきたのと、辞書で引くポイントや文法書で参照すべき箇所が解ってきたことにより 訪れた、最初のブレイクスルーだったのだと思います。

試しにこの頃、レッスンでアンサンブルのテキストを三本読んでみましたが、大きく外すことなく読解できていました。最近では、事前にナチュラルスピードのニュースを分からないなりに根気よく聞き、それに関する記事を読解し、その記事に出てきた気になる文法事項や構文を使って作文してみたり、記事を要約するといった予習を行います(http://www.bfmtv.comから気になる記事を選びます)。そしてレッスンでは予習の成果をチェックしてもらう、といった勉強法をとっています。

また文法と平行して、最初の1ヶ月頃から先生のアドバイスで会話も取り入れるようになりました。ダイアローグを繰り返すのではなくて、いきなりフリートーク!です。

その頃はまだ、フランス語という、少し前までは全くしらなかった言語を口にするということに違和感が強く、非常に戸惑いました。 しかし、やるしかない!ので、「昨日は何をしましたか?」などといった質問に対して、動詞の活用はめちゃくちゃのまま知っている語彙でどうにかこうにか言ってみる、という荒行が始まりました。

しかし、毎回ちゃんと復習して、口に出して言ってみることにも慣れてくると、最近では会話の流れから「こう言いたい」と思う時に言えることがあったりもします。
例えば、最近のレッスンでは、今年のフランスの酷暑に関する話題の中で(会話は成り行きで毎回色々な内容になります)、「ストラスブールやグルノーブルでは40℃以上に気温が上がった」といった流れに対して、Mais, mes amis qui habitent à Grenoble disent qu’il n’y a pas de climatiseur à la maison.と(まだたどたどしいですけど)言ってみたりできるようになってきました。Bonjour!しか知らなかった4ヶ月前にくらべれば進歩したと思います。

このように、最近のレッスン最初の会話では、朝6時の専業主婦とは思えない脳みその使いっぷりでもって、先生の発言を聞きながらチャットボックスを目で追い、理解しながら、自分が発言したいことをフランス語に直してもらったり、自力で発言できそうな所ではとにかく何か言ってみる!!、という時間が20分くらい続きます。次のレッスンまでに、チャットボックスを利用しながら「こういう風に組み立てるのかー」「これ使えるな」など思いながらきっちり復習しています。

また、3ヶ月目くらいからフランス人のMegh先生にもみてもらっています。先生とは会話中心だったり、語彙の補強をしてもらったり。会話はかならずやりますが、その後は色々です。最初は自己紹介文を書いたものを読み上げて添削してもらったり、最近では苦手な文法事項について練習問題を出してもらったりしています。

例えば、(前置詞+)名詞をen, y, le, la, leur, luiに置き換える場合、文中のどの位置に来るのか、複数の代名詞を並べる場合の優先順位、複合時制の場合、否定文にした場合などのne, pasの位置があやふやだったので、レッスン後にたくさんの問題を解き、ようやく整理できました。

さて今後渡仏までは、、、最初の4ヶ月はどちらかと言うと知識を詰め込み理解することに注力していたので、今後は聞き取りをしたり、もっと口に出すことに慣れるために今まで書いてチェックしてもらったものや、レッスンでの会話、テキストを音読する時間を少し増やしたいと思っています。

【使用ツール】
ipad版プチロワイヤル仏和、
和仏辞典 http://www.monokakido.jp/iphone/petit4.html
使い易く、効率的です。音声収録もあり、日本語だけでなく英語からも引くことができるので、作文の時には特に役立ちます。
パソコンのスピーチ機能 windowsはどうか分かりませんが、macではスピーチ機能がついているので、 フランス語に設定して、文章まるごとスピーチしてもらいます。速度設定もできるので使えますよ。

【自習で使っている参考書】
英語学習の経験から、文法書は一つに限定せずに、自分の進み具合や、項目毎の説明の解りやすさにあわせて数冊を使うのが良いと思います。

・ゼロからスタートフランス語 文法編 [単行本] アテネ・フランセ (著)
これは学習初期に使いました。特に発音について懇切丁寧に載っていて解りやすかったです。

・フラ語入門、わかりやすいにもホドがある!(CD付・改訂版) [単行本(ソフトカバー)] 清岡 智比古 (著)
これは、文法をザザーっとさらう時に便利でした。 内容的には最初はこれで十分なのでは。

・新・リュミエール―フランス文法参考書 [単行本] 森本 英夫 (著), 三野 博司 (著)
いかにも、大学の授業でこういうの使うんだろうなー、という感じ。今はこちらを主に参照しながら細かい所まで理解するのに利用中。

・これは似ている!英仏基本構文100+95 [単行本] 久松 健一 (著)
最近「なるほどー」と思いながらこればっかり読んでいます。最初のうちは、辞書や文法書で英語と仏語の類似点を見つけては勝手に納得したり作文に利用したりしていましたが、この本により効率的に英仏の類似点、相違点が把握できてとても便利です。

・フランス語会話55の鉄則表現 CD付 [単行本(ソフトカバー)] クリスティアン ブティエ (監修)
ドライブ中のお伴にしています。基本表現満載で使えると思います。

・フラ語動詞、こんなにわかっていいかしら? [単行本] 清岡 智比古 (著)
説明が良いと思います。最初の説明を読んだあとは、活用が頭に入りやすくなりました。

7、逆に役に立たなかった、自分にはあわないと思った学習方法
短い表現を覚える系は、最初は文法がわかっていなかったので頭に入らずだめでした。しかし、英語での経験ですが、時間・費用対効果が一番薄いのは、グループレッスンと海外の語学学校への短期留学だと思います。現地の語学学校でもグループレッスンはグループレッスンに過ぎないと感じました。

8、個人ブログやホームページのご紹介などありましたらお願いします
なし

9、何かアピールがあればどうぞ
久しぶりに語学学習をしてみると、電子辞書やスカイプやウェブサイトなどを利用してすすめるので、時代は随分変わったなーーーと感じます。私が義務教育で英語を、第二外国語でロシア語を勉強しはじめたころに同じテクノロジーがあって、アンサンブルのような学校で個人レッスンが受けられたらどんなに効果が上がって良かっただろうか、としみじみおもいます。

フランス語以外のフランスっぽいことに興味をもってみるのも、モチベーションの維持に繋がりますね。私の場合は、フランス語と同時にチーズの勉強を始めました。チーズの産地を把握するのは地理の勉強になり、かつ自分が来年から生活する地方のチーズや特産物を知ることになったので、非常に有意義でした。

今回たまたまフランス語を勉強することになり、アンサンブルを知り、良い先生にも巡り会って、楽しく非常に効率よく勉強することができてとても満足しています。私の住む田舎では、フランス語の先生を見つけるのも大変です。子供がいるので、通学時間もかからず、子供が寝ている間や早朝にもレッスンできて本当に助かっています。先生方や事務局さんには感謝感謝です。

 

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